病気に対する治療|大口町の歯医者|医療法人丹羽歯科|柏森駅・扶桑駅近く

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病気に対する治療

病気に対する治療|大口町の歯医者|医療法人丹羽歯科|柏森駅・扶桑駅近く

お口の環境が崩れる理由は大きく2つあります。1つ目はむし歯や歯周病など病気によるものです。2つ目は加齢などによっておこる心身の衰え(フレイル)です。
ここでは当院の病気に対する治療の考え方をお話しします。

当院の治療の流れ

 

1

診察、検査、説明

(痛みが強い場合は応急処置を行います)

2

痛みの治療

(痛みのある方は先に痛みの治療を行います)

3

歯磨き指導・唾液検査

(唾液検査は自由診療になります)

4

歯周病治療

(歯周病の度合いに応じて複数回かかることがあります)

5

むし歯の治療

6

ほてつ治療

(詰め物・被せ物・義歯・ブリッジなど)

7

病気の予防

(メンテナンス)へ

むし歯の治療をなぜ先にやらないのですか?

もし手術を受けることになった際に綺麗な手術室と不潔な環境どちらで手術を受けたいですか?
恐らくほとんどの方は綺麗な手術室で受けたいと思います。むし歯の治療も同じです。プラークや歯石を綺麗にし口腔内が清潔な状態でむし歯の治療をすることで、次にむし歯になるリスクを少しでも下げることができます。
保険診療で定められた順番も歯周病の治療後むし歯の治療となっています。

むし歯の治療

むし歯

むし歯

むし歯は歯についた細菌の出した酸が歯を溶かしてしまう病気です。自然に治る病気ではないので、溶けてしまった歯はもう元に戻ることはありません。進行して病状が悪くなる前にしっかりと治療をしましょう。
その際どの歯がむし歯になったのか?なぜむし歯になったのか?を知ることで次のむし歯の予防につなげることができます。

当院のむし歯治療の考え

正確な治療

みなさんは内科に行かれた時に血液検査やレントゲン検査を受け、検査説明を受けた後、後日外科病院で手術を受けられると思います。歯科でも同じことを考えてください。まずはしっかりとした検査をし、それに基づいて手術(歯科の治療のほとんどはお薬で治るものではないため外科手術が必要です。)を受けることが大切ではないでしょうか?
当院では拡大鏡を用いた口腔内検査やレントゲン検査、口腔内写真検査、歯磨き検査、唾液検査、歯髄検査(神経が生きているか)などその方の病状に合わせて検査を行い、正確な治療を心がけています。しかし中には初回の時にお口の中に汚れがたくさんある方や歯周病で歯茎の炎症のある方は発見しづらくなることがあります。
そこで当院では歯周病の治療を優先し、お口の中が清潔になった後再度チェックを行い、むし歯の治療を行っています。

また当院では唾液検査を取り入れており、唾液の性質を検査することで今後むし歯になりにくい生活習慣指導も行っております。
※唾液検査は自由診療になります。

無理に削ることなく、患者さんの背景に合わせた丁寧な治療

むし歯は治る病気ではないため、原則むし歯を削って、削った部分をプラスチックや金属、セラミックなどで補う治療をする必要があります。治療が必要な場合はできるだけ今後むし歯になりにくい治療をおすすめしています。しかし、初期のむし歯はむし歯以上に健康な歯を削らないといけない場合があります。初期むし歯は適切な予防管理を行うことで、削らずに済む場合があります。
また、ある程度大きくなってしまったむし歯で、抜歯と診断される様な方で、抜歯を望まれない方や、全身状態から抜歯が困難な方は、適切なメインテナンスを行い少しでも長く自分の歯がある状態を維持してみえる方もみえます。
(※お口の状態によるので必ず保存できるわけではありません。)

⻭周病の治療

歯周病

歯周病

歯周病は、歯周病菌が原因で歯茎が炎症を起こし、歯を支えている土台の骨を溶かす病気です。土台の骨がなくなることで最終的に歯がグラグラして抜けてしまいます。歯周病は、むし歯のように黒くなったり痛みがでるなど自覚症状がでにくいため、どうしても発見が遅れがちになります。歯周病はお口の中の病気ですが、全身の血流に乗って歯周病菌や炎症細胞が各臓器や血管に大きなダメージを与え、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症などの発症リスクが高くなるとの研究結果も出てきています。また、早産・低体重児出産のリスクも高くなるため、出産前の歯科受診はとても重要です。

歯周病の治療は、正しい歯磨きで細菌の数を減らし、歯石取りや薬剤などを使用して新たな細菌をつきにくくすることが大切です。ただし、歯周病の度合いによっては外科的処置を行うこともあります。歯茎の奥深く付いた歯周病菌を無くすには、時間と根気が必要となります。
歯周病の予防は、いつまでも丈夫な歯を保つためには、医院での定期健診と毎日のしっかりとしたセルフケアが大切です。

当院の歯周病の治療の考え方

適切な検査と評価

みなさんは内科に行かれた時に血液検査やレントゲン検査受け、検査説明を受けた後、後日外科病院で手術を受けられると思います。歯科でも同じことを考えてください。まずはしっかりとした検査をし、それに基づいて手術(歯科の治療のほとんどはお薬で治るものではないため外科手術が必要です。)を受けることが大切ではないでしょうか?
当院では、拡大鏡を用いた口腔内検査やレントゲン検査、口腔内写真検査、歯磨きの検査、唾液検査を用いて検査を行います。また歯周病の病態によっては、盲目的に治療を行うのではなく、レントゲン検査を用いて歯茎の中のどこに歯石があるのか評価を行ったあと治療を行っています。
※唾液検査は自由診療になります。

丁寧な治療

歯周病治療には正しい歯磨き(セルフケア)と歯科医院での治療のどちらも大切です。

1

歯磨き検査・唾液検査・歯磨き(セルフケア)指導

初めに歯磨きの検査を行い、普段の歯磨きでどれくらい細菌が落とせているかを検査し評価します。また、患者さんに合った歯ブラシなどの清掃用具や、正しい歯磨きの仕方、どういうところに残りやすいのかなどを検査に基づいて指導します。1週間ほど正しい歯磨きをお家でしていただくことで、歯茎の炎症が引いてきて歯石取り治療の際の出血や痛みを軽減することができます。

2

除石治療(歯石と古くなったプラークを除去します)

次に歯茎の上にある歯石取りの治療を行っていきます。歯石は歯ブラシで取ることはできません。専用の機械や道具を用いて歯石取りを行います。また、歯周病の病態に応じて歯茎の中の歯石取り治療を行っていきます。歯茎の中の歯石は目で見えないので、精密なレントゲン写真を用いて治療を行っていきます。細かい治療になるので、ブロックごとに分けて治療を行う必要があります。(※保険適応で3~6回かかります)歯茎の治る期間(ターンオーバー)は1週間~2週間とされているので1週間~2週間ごとの受診が必要です。その精密検査を行い、歯周病の改善が見られない場合は外科治療(歯茎を開いて歯石取りを行う治療)が必要になることもあります。

3

アフターケア

歯周病の治療が終わった後は、良い状態を維持し、再発を防ぐため患者さんのお口の状態(歯磨きの状況や、歯石の着きやすさ、治療前の歯周病の度合い)に応じて1~6ヶ月でメインテナンスを行っていきます。

歯を失ってしまった方の
治療(欠損ほてつ)

欠損ほてつ治療

むし歯や歯周病など何らかの理由で歯を失ってしまった方の治療です。歯は28本(親知らずは含めず)一つとして同じ歯はありません。1本失っただけでお口の中の環境は大きく変わります。失った歯の治療によっては隣の歯がどんどんダメになっていってしまうこともあります。
失ってしまった歯を適切な治療でほてつすることで、残っている大切な自分の歯を守りましょう。

当院のほてつ治療(歯を失ってしまった方の治療)の考え方

丁寧な説明

当院では歯を失ってしまった方の治療はより慎重に行っています。1本歯を失ったとしても、なぜ失ったのか?今後の治療はどの様なやり方があるのか?それぞれのメリット、デメリットについて丁寧に説明し患者さんに寄り添った治療を説明させていただいています。

患者さんに合った治療

歯を失った場所にどの治療を選択するかは、今後のその前後の歯や、噛み合う相手の歯、反対側の歯に大きな影響を与えます。当院ではインプラントはもちろん、コーヌス義歯、メタルプレート義歯など、治療の選択肢を幅広く対応できます。患者さんが歯を失った背景や希望に合わせた治療を行っています。治療後は今後もう歯を失わない様にしっかりとアフターケアを行っていきます。

粘膜(舌や頬など)の治療

粘膜疾患とは、口の粘膜(舌・頬・口蓋・口底・口唇・歯肉など)にできる、炎症(口内炎、扁平苔癬など)や腫瘍(口腔がんなど)、口腔乾燥、舌痛症などの病気があります。口腔がんは、全身のがんの中で1~3%とされています。また口腔がんの約40%を舌がんが占めます。全身の他のがんとは違い、患部を直接見ることができるので早期発見しやすいがんです。

当院の粘膜(口内炎・がんなど)の治療の考え方

当院では病院口腔外科での経験を活かし、早期に発見し粘膜疾患の病態変化の記録を残し病態に応じて高度医療機関とスムーズな連携をとることができます。
また口内炎に関しては症状に応じて、レーザー治療(保険適応)、サプリメント、漢方、ビタミン点滴などを行っています。

顎関節の治療

口を開こうとする時、耳の前あたりや顎の筋肉が痛む、大きく口を開けられない、口の開け閉めの際に音がして気になるなどの症状があれば、それは顎関節症かもしれません。

当院の顎関節治療の考え方

睡眠中の歯ぎしりや強い食いしばり、生活習慣、噛(か)み癖などが原因になることが多く、セルフマネジメントで治せる場合があります。
当院では病院口腔外科の経験があり、認知行動療法、スプリント、ボツリヌス治療などを行うことができます。

親知らずの治療

親知らずとは、前から8番目に生えてくる歯で、永久歯の中で一番最後に生えてくる歯になります。(目安:20歳前後)通常は上顎・下顎の左右に2本ずつ生えてきて、噛み合うことが一般的です。最近では、人によっては生えてこない人や、斜めに生えてきたり横向きになっていたりすることがあります。

当院の親知らず治療の考え方

当院ではセルフケアが難しくむし歯になってしまっていたり、横向きの親知らずは抜歯をおすすめします。
現在症状がなくても、将来的にむし歯で親知らずだけでなく、隣の歯も悪影響が出てしまったり、体調の変化で顔が大きく腫れ痛みが強く出てしまうことがあります。そうなる前にレントゲンで抜歯が必要なのか評価し、必要であれば抜歯しておくことがおすすめです。
当院では病院口腔外科経験があり、親知らずの抜歯も行うことができます。また、患者さんのご希望に合わせ、近隣高度医療機関(江南厚生病院・さくら病院にも在籍していました)とのとスムーズな連携をとることができます。